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こころに効くツボ③『自分のことだけ話す』

こんにちは。

前々回から人間関係のストレスを減らすための距離感について話を進め、前回は『壁を作らず線を引く』という取り組みをお伝えしました。

こころに効くツボ①『ヤマアラシのジレンマ』

こころに効くツボ②『壁を作らず線を引く』

そして今回は、「今はここから先は踏み込まないでね」という線引きが相手に伝わりやすい方法として、『自分のことだけ話す』をお伝えします。

 

自分のことだけ話すとは、裏返すと「相手のことは言わない」ということになります。

例えば「こんなことわからないとは、お前は何て馬鹿なんだ」と言われて、傷ついたとします。 

これに対して、相手のことを言う場合は「人のこと馬鹿呼ばわりして、あなたこそ馬鹿で人の気持ちがわからない人間だ」となります。 

ところが、これだと相手も自分を否定されて腹が立ち、場合によっては険悪な言い合いに。

かといって喧嘩にならないよう傷つけられても黙っていればいいかというと、そうでもありません。

一時はしのげても自分の心に大きなわだかまりが残り、いつかそれが溜まりきった時に大爆発して激しく相手を非難したり、誰かに八つ当たりしたりしてしまうかも知れないし、そうでなくても外に出さない場合は自分の体やメンタルの不調が出てきます。

 

そうならないように伝える技術が『自分のことだけ話す』です。 

この場合だと、「わからなかったのは事実ですが、そういう言い方をされると私は傷つきます」となります。

この伝え方は、相手の人間性に踏み込むようなことは一切言っていないので、相手の怒りを煽ることはありません。

そして同時に、自分の気持ちを正直に吐き出しているので、もやもやした気持ちを溜め込まずに済み、同時に相手に「こっから先はダメよ」と線を引くような意思表示ができるのです。

残念ながら世の中には相手の気持ちを想像するより先に、思ったことを反射的に口に出して人を傷つけてしまう人がいます。

そのような人が身近にいる場合は特に自分の気持ちを伝え続ける必要がありますが、相手のことを言わず自分のことだけ話しているのかどうかで、伝わり方、受け取られ方に雲泥の差が出てきます。

 

私は子供の頃から自分の気持ちを言わず飲み込んでしまう傾向があったのですが、このコツを知ってからは前よりスムーズに表現できるようになり、生きやすくなりました。

 

もしあなたが私と同じように気持ちを言うのが苦手なら、この方法はあなたの人生においてとてもパワフルな影響がありますよ。

(松本)

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