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こころに効くツボ②『壁を作らず線を引く』

夏至を過ぎて、夏本番が近づいて来ましたね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

この時期はまだ体が暑さや湿気に慣れていないので、意外と真夏よりも熱中症になりやすい場合もあります。

水分補給など、お気をつけくださいね。

 

今回も『こころに効くツボ』の続きをお届けします。

第2回は『壁を作らず線を引く』です。

 

前回「ヤマアラシのジレンマ」という寓話から、離れたり近づいたりしながら、徐々に他者との心地よい距離感を見つけていく話をしました。

 

具体的にその距離を探るために役立つ「壁を作らず線を引く」という言葉があります。

 

自分が苦手に感じる人に急に距離を詰められて嫌な気持になり、壁を作って拒絶し、関りを持たないようにした経験は誰にでもあるものです。

 

壁は時に自分を守ってくれますが、むやみに壁を作りすぎるとその中に自分自身を閉じ込め難攻不落の要塞化して、傷つきはしないかも知れないけれど誰も近寄ってくれなくなります。

 

また、壁を作りたい相手が家族や同僚など物理的に近い人である場合、人間関係で得られる喜びの機会が全て無くなり、味気ない日常になってしまいます。

そうならないように、自分を守りつつ人との触れ合いを楽しむためには、壁を作るよりも線を引くのが得策です。

 

壁は、お互いに向こう側の人がどんな表情をしているのか全く見えないクローズな関係を作り、近づく人を跳ね返すイメージ。

 

線は、相手の顔がちゃんと見えるオープンな関係ながら、踏み越えて欲しくないラインを伝えながら付き合うイメージ。

 

伝え続ける根気は必要ですが、地面に線をひいて「そこから先はご遠慮くださいね」と見せていくことで、関係を壁で遮断せずに済むのです。

 

客商売の人はわかりやすい感覚かも知れません。

 

お客さんは大切で、多くの人に来て欲しいものですが、禁煙のお店でタバコを吸うと注意されるように、「お金を払っているからといって、それはやっちゃダメ」という最低限のルールがあるのと同じです。

 

あなたにもきっと、親であろうと、上司であろうと、絶対踏み込まれたくない部分があるでしょうから、まずは壁を作らずそこに線を引けば、程よい距離感の人間関係を楽しめるでしょう。

 

もし、どんなに丁寧に伝えても無理やり線を踏み越えてくる人がいたら…全力で逃げるのがおすすめです。

 

悪気があろうがなかろうが、超えてはいけない線のことを理解できない人なので、関わり続けようとするとあなたが消耗するばかりですから。

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