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変形性膝関節症はどんな病気?セルフケアはどうしたらいいの!?

こんにちは。

松本治療院、スタッフ福留です(^^)/

 

今日は変形性膝関節症についてまとめてみました。

 

変形性膝関節症とは

 

膝関節にある軟骨がすり減ってしまう病気です。

一次性と二次性があり、原因が特定できず原因が不明なものが一次性

病気や膝の骨折、捻挫や関節リウマチなど原因が明らかなものを二次性と言います。

 

中高年層の退行変化として膝の関節軟骨のこすれがあり

骨の増殖性変化、半月板の損傷、靱帯の変性・弛緩、関節包の肥厚や滑膜の炎症、

大腿四頭筋の萎縮などを起こします。

 

原因

原因として、家族で変形性膝関節症の人がいたり

高齢者、肥満体形などがありますが、その中でも女性は注意が必要です。

その理由として、女性ホルモンの減少があります。

骨軟骨、筋肉が健康に保たれるにはエストロゲンが関係しています。

エストロゲンが急激に減る閉経後には、変形性膝関節になりやすくなると言われています。

50歳以上の女性は、同年代の男性よりも

脛骨で約4倍、膝のお皿(膝蓋骨)で約3倍のスピードで

軟骨が摩耗するという報告もあるそうです。

 

他にも、女性の筋肉量とも関係があります。

女性は男性に比べて筋肉量が少ないので

膝のクッションとなる筋肉も少なく、体脂肪も多いです。

さらに女性の場合、ジャンプをする動きや走る動作など

膝が内側に入りやすくなりがちです。

これは変形性膝関節症の原因と関係していると言われています。

 

症状

・歩行時の痛み

・正座ができない

・階段の昇り降りで痛みが増す

・動き始めで痛みが増す

・立ち上がる時、踏ん張る時に痛みが増す

 

などがあります。

 

具体的に進行度合いによって変わる症状だと

 

・軽度

骨と骨の間の隙間が少し狭くなり軟骨が減っている状態。

立ち上がる時に痛む、膝がこわばる、動き初めに痛む。

 

・中程度

関節軟骨や半月板がすり減って、骨と骨の隙間がさらに狭くなる。

膝を完全には曲げられず正座しにくい。

階段の昇降時に痛む。

膝に水が溜まる。

 

・重度

軟骨や半月板がほとんどなく骨がむき出し、直接触れ合う。

膝関節の変形も進み、痛みが強く歩行困難。

 

重度の痛みともなると

少しの歩行で痛みがあったり

膝の痛みにより体のバランスも歪んでいきます。

 

治療

・膝関節周囲の炎症を取る。

・血液循環を良くし組織の回復を促す。

・ストレッチをして周囲の筋肉を柔らかくする。

 

などがあります。

 

膝関節の炎症が起きてしまっているところの部分に鍼をして

炎症を引かせるような治療をしたり

膝関節をかばって硬さの出てしまっている筋肉の凝りをとることが

大切になってきます。

 

注意したほうが良い膝関節痛

1、膝関節周囲に強い痛み、夜に痛があり日が経つにつれ、痛みが増していくもの。

(子供の場合は成長痛もあります)

2、膝関節周囲に腫脹や発赤、熱感などの炎症がある場合。

(化膿性膝関節炎など)

3、膝関節に引っ掛かりや違和感がある場合。

(半月板障害、離断性骨軟骨炎など)

4、受傷後、15分から1時間くらいの間に鋭い痛みや腫脹が現れた場合。

(関節内骨折、靱帯損傷、半月板損傷)

5、関節周囲の動きが強い場合。

(膝関節周囲の靱帯断裂)

 

などは治療院に行く前に一度病院で検査をしてもらったほうが良いです。

 

変形性膝関節症のセルフケア

・前ももを鍛えるリハビリ

①椅子に浅く腰掛ける。

②片足をまっすぐ前に出し、つま先を上げる。

③前に出している足を、膝を曲げないように真上に10センチほど上げる。

④前ももに力が入っていることを感じながら、

踵が床から10センチほど浮いている状態で10秒キープ。(10秒を2、3セット)

 

変形性膝関節症になると、歩くときに痛みで前ももを上にあげれず

小さい段差につまづくことがあります。

意識的に前ももを上げる癖と筋力をキープできるリハビリです。

 

・ふくらはぎを鍛えるリハビリ

①足の裏全体が床につく位置で座る。

(深く腰掛けるでも、浅く腰掛けるでも、床に足の裏全体がついているのであればOK)

②椅子に腰かけたままつま先立ちをするイメージでかかとを上げる

③つま先立ちをした状態で10秒キープ。(10秒を2、3セット)

 

変形性膝関節症になると、痛みにより筋肉が萎縮し

歩くときに地面を蹴るのが弱くなります。

地面をけるイメージで、ふくらはぎを鍛えるのが大切です。

 

・足関節と前脛骨筋を動かすリハビリ

①床に膝を伸ばした状態で座ります。

(この時、態勢がぐらつかないように両手を後ろについて、体を支えます。)

②この姿勢の状態でつま先立ちをするイメージで

つま先をピンと伸ばします。

③つま先を伸ばした状態で10秒キープ。(10秒を2、3セット)

 

足首からスネの筋肉を伸ばすことにより

足関節に柔軟性が出るのと

膝蓋骨から脛についている筋肉の緊張もとれやすくなります。

 

まとめ

変形性膝関節症は単純に膝の痛みも出ますが、

関節についている筋肉全体の萎縮が見られ、動作時痛も出やすいです。

変形によって出てしまう痛みを、悪化させないようにケアするだけでも

日常生活がぐんと楽になると思います。

無理なく続けてみてくださいね(^^)/

当院がお役に立てること

松本治療院では 変形性膝関節症に対して 痛みの出てしまっている膝への鍼灸マッサージ施術、 痛みの出てしまっている膝をかばうことによって 凝り固まってしまった筋肉の緊張緩和、 家でも手軽にできるちょっとしたセルフケアなどをお伝えいたします。   一人で抱え込まず お気軽にお問い合わせくださいね!
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