効率的なマラソンの走り方

更新日:2015年06月02日 12:52

アメリカの最新のマラソン理論によると、

フルマラソンを最後まで走って完走できず、途中から歩くレベルのランナーにとって

『体力の限界ぎりぎりまで走って、ヘトヘトになってから歩いてゴールする』

よりも、

『疲れていようがいまいが、とにかく10分走ったら1分歩きながら休憩し、また10分走って1分歩くリズムをずっと繰り返す』

方が、

必ずフルマラソンのタイムが良くなり、早く楽にゴールできると言われています。

ランナーにとって疲れる前に歩くことは、心理的抵抗がありますが、それを乗り越えれば効率よくマラソンを楽しめるとのことです。

この理論は、体の健康全般に言えそうですよね。

ヘトヘトになってからでは回復も遅く、早めに休んだ方が良く治るでしょう。

我々の鍼灸マッサージでは、多くの患者さんが初めに腰痛などの痛みでお困りで治療にみえて、数回集中的に治療して良くなって頂き、その後また悪くなっていかないようにメンテナンスに移行してゆきます。

この、月一回などのメンテナンスが重要で、そこまで痛みを感じていなくても、早め早めに疲れやゆがみをとっていくことで、再び頑張りすぎて体がわるくなってしまうのを防げます。

お身体が酷い状態になってからご利用頂くより、症状が浅い『未病』の段階でのメンテナンス治療がより効果的です。

無理してヘトヘトになってしまう前に、休息も、治療もお早目に(笑)

（松本）

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる