幸せ体質に

更新日:2023年02月01日 9:00

2023年もあっという間に1ヶ月が経ちました。

私の好きな吉田戦車さんのエッセイ漫画で、

「あっという間に終わる1年がまた始まった」

というセリフがありましたが、今年もすぐ過ぎるのでしょうか。

私は毎年「今年の目標」を考え、だいたい2月には忘れていますが、今年はまだ覚えています(笑)

今年は「目の前のことを味わう・楽しむ」という目標です。

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例えば食事。

ぼんやり考え事をしながら食べると、味を感じているようで半分くらいしか感じていない。

それを味わうことに集中してみると、微妙な味加減まで感じることができる。

（試しに目をつむって味を確かめてみてもらうと、すごく味がわかって驚きます）

例えば散歩中の風景。

「一日何歩やらなきゃ」とか「健康のため」とかだけで歩くのではなく、純粋に公園に咲いている花を愛でる、鳥の声を楽しむなど、意識を向ければいろんな良さに気が付く。

例えば私の仕事の鍼灸マッサージ施術。

手先指先に意識を集中して、患者さんの体の緊張が解けていく感触、筋肉が緩んでいく感触をしっかり感じる。

すると施術の充実度が増して、よりお役に立てる喜びが増える。

日々の慌ただしさでつい忘れがちですが、同じことをするにしても味わおうとすることで日常がより豊かに感じると、私は思います。

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このような考えを「幸せのハードルを下げる」と表現する人の本を読んだこともあります。

海外旅行に行くとか、すごく高級なお店で食事するとか、何か特別なことがあって幸せというのは確かに素晴らしいこと。

ただ、特別なことはたまにしかできないので、それを求めすぎると幸せのハードルが高い。

特別なこと以外にも、近所のお店の餃子が美味しいとか、公園の芝生に座ってのんびりするだけで何だか穏やかな気持ちになるとか、身近でささやかな幸せもある。

そのような身近でささやかな幸せに意識を向けるようにすれば、幸せのハードルが下がる。

自分がその気になって目を向ければ、身近で当たり前のようなことの中にも、いくらでも幸せを再発見できそうです。

今年もあと11ヶ月、仕事もプライベートも、目の前の日常を味わって楽しみたいと思います。

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる