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感謝モード

昨年末、施術中にKさんという患者さんと話をしていた時のこと。

 

「今年はどんな一年でしたか?」

という私の質問に対して、

「周りの人に感謝することが多い一年でした」

という答えを頂きました。

 

「感謝」という言葉がスッと出てきて素敵だなと、私は思いました。

 

そして「自分はKさんほど周りに感謝ができているか?」と、しばし自問自答。

 

忙しさや疲れで気持ちがスッキリしていない時ほど忘れがちだなと感じ、ちょっと反省です。

 

 

自分の感謝の傾向を振り返ると、身近なことほど忘れがちと感じます。

 

例えば、毎日普通に仕事ができること。

 

健康に産んで育ててくれた親に感謝だし、バランスの良い食事を作ってくれる妻にも感謝です。

 

更には、道路や電気や水道などインフラが整っていなければスムーズに仕事はできません。

 

場合によっては治安が悪すぎて、常に強盗への対策に苦労しないといけない国や地域だってあります。

 

そう思えば、日本に生まれたということ自体、とてもありがたい。

 

「ありがとう」の反対語は「当たり前」と言いますが、身近すぎて当たり前になっていることほど、実はありがたいことが満載です。

 

…このような文章を書きながら自分の感謝モードが高まり、とても幸福感に包まれてきて、毎月「感謝」をテーマに書きたいくらいです(笑)。

 

哲学で「幸福とは?」という命題がありますが、「幸福とは、身近すぎることにも感謝を見いだせること」というのも一つの解になるのではないでしょうか。

 

私の身近な話に戻すと、家族や健康への感謝を忘れないようにと思います。

 

子供が生まれた時は、五体満足だったというだけでありがたさMAXでした。

 

しかし時と共にその気持ちが徐々に薄れて健康なのは当たり前になり、受験生になった今では「成績が…」などと、ぶつぶつ言いたくなる始末です。

 

まずは毎日元気で学校へ行くだけでもありがたいと、自分の脳内を書き換えたいと思います。

 

 

健康と言えば、患者さんとの会話でも、健康への感謝を耳にすることがしばしばあります。

 

特に命にかかわる大病を克服された方は、「今普通に生活できているだけでありがたい」と話されます。

 

私たちは通常、腰痛が辛いとか風邪を引いたなどの時には、健康のありがたみを思い出します。

 

でも「のど元過ぎれば…」で、治ったらすぐ忘れてしまうものです。

 

そう思えば、私たち鍼灸師の仕事は「当たり前を支える」という一面がありそうです。

 

腰痛など痛みが出てしまったのを治し、普通の状態に戻ってもらう。

 

東洋医学では「未病」という言葉がありますが、大変な症状が出てしまう前に鍼灸で体を整える役割もあります。

 

皆様が仕事や家事、育児、趣味などを毎日当たり前に行っていただけるように、全力で施術したいと思います。

 

そして、私たちを信じて大事な体を任せてくれること、ご来院くださる皆様には感謝しかありません。

 

松本治療院の鍼灸師スタッフの皆にも、毎日職場に来てくれるだけでもありがたい。

 

その上、皆が真剣に患者さんの体のために頑張っている姿にも、院長としてありがたいばかりです。

 

始まったばかりの新しい一年、2022年はずっと感謝モードの自分でいられるようにと思います。

 

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