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我を捨てれば場が豊かに

 

松本治療院が開院した2007年当時、松本家の一番上の子は1歳でした。

 

それから14年経って、今では中3の受験生です。

 

その子供がまだ小さかった頃、夫婦間で「中学は、私立か公立か」という話題がありました。

 

妻の考えは「中学から私立が良いのでは?」。

 

私立は安定した環境で質の高い教育が受けられ、その子の持っている可能性を伸ばせるというイメージ。

 

私の主張は「地元の公立中学で」。

 

公立の方が幅広く様々なタイプの友達と付き合うことになり、良い経験になるのではと考えて、でした。

 

もちろん、学費が安いのも理由の一つです(笑)。

 

どちらの考えも間違っているわけではないので、話し合っても平行線でしたが、ここで一つ、思い至ったことがあります。

 

「考える手段は違っても、お互いの目的が一緒ということが分かった」ということです。

 

ここで言う目的とは、「子供に幸せになって欲しい」ということ。

 

その部分が一緒であれば、考える手段が違っても、お互い不満を持つ必要がないのでは、と。

 

(ちなみに、夫婦で話し合ううちに「本人の気持ちを尊重し、どちらにしても無理強いしないようにしよう」という結論になりました)

 

 

家族以外に、職場でも同様のケースは多いのではないでしょうか。

 

例えば松本治療院内で、物の配置を変えようとするとします。

 

「物を右にずらした方が、患者さんにとって便利だ」という意見もあれば、「左の方が、患者さんが通りやすい」と言う人も。

 

この場合も、右に置くか、左に置くかの手段は違っても、「患者さんのため」という目的は一緒です。

 

目的が一緒なら、違う手段を主張する人にマイナス感情を持つ必要はないのです。

 

ちなみに、松本治療院ではこのような場合、「理念」を基に考えるようにします。

 

「関わる人全員の幸福を追求する」という理念に沿って何が合っているのか考え、「誰が言ったか」は考慮しません。

 

新人の意見であっても、それが最も理念に合っていれば、院長が言ったことよりも優先されます。

 

私も人間なので、自分の考える手段が通らない時に「ちぇっ」と思わないでもないですが、その気持ちはできるだけ手放すようにしています。

 

経験上、自分の手段を通したいという我を捨て、最も目的に近づくことだけ考えた方が、その場が豊かになります。

 

また、目的に近づくために、あーだこーだ話をすること自体に価値があり、関わる人全員の関係性が豊かになると感じます。

 

反対に、近年言われる「ブラック校則」などは、目的よりも手段が強くなっています。

 

「何のためかよくわからないけど、なにしろ前からずっとやってるし…」と、無意味なルールでも従わせること自体が大事となると、息苦しい場になってしまいます。

 

 

私たち鍼灸師と患者さんのとの関係も同様です。

 

患者さんと私たち鍼灸師の共通の目的は、

「辛い肩こりや腰痛などが早く良くなること」

です。

 

鍼灸師が

「自分の鍼灸技術を認められたい」

とか

「私の理論の正しさを証明したい」

といった、本来の目的とズレたことを大事にしだすと、結果的にマイナスになりがちです。

 

場合によっては、プロである私たちの考えよりも、体の専門家ではない患者さんの感覚から来る意見の方が、良くなるために有効なことだって、無いとは言い切れません。

 

鍼灸師である私たちは、できるだけ「自分が」「自分の」という我を薄め、患者さんの意見にもフラットに耳を傾け、「早く良くなって頂ける」という目的に近づけるように模索していければと思います。

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