そのイライラは疲れのせいかも？

更新日:2021年04月01日 11:26

鍼灸マッサージの施術の楽しみの一つに「施術後の患者さんの表情の変化」があります。

施術前は疲れた顔やピリピリした顔だったのが、施術後は柔らかい表情になって頂けるのは、鍼灸師冥利に尽きます。

施術によって、その方の周りの空気までほぐれて緩む感じがして、こちらも自然と笑顔になります。

痛みや疲れ、不調があれば、誰しも明るい気持ちになりにくいし、体がすっきりすると自然とポジティブになりやすい。

鍼灸マッサージ施術で患者さんを笑顔に変えることで、その方の家族や同僚など周りの人にも笑顔が伝染するきっかけにと思うと、嬉しくなってきます。

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先日、施術中の会話で、ある患者さんから「夫婦でイライラして些細なことでよくケンカしてしまう」というお話がありました。

よく伺ってみると、2人とも仕事が大変でハードな毎日を過ごしている様子。

「それぞれの性格や言動などよりも、まずはお互い疲れ切っているのが問題なのでは？」とお伝えしました。

家事もできるだけ手抜きをして、リラックスできる時間をしっかり確保していければ、いさかいは減るでしょう。

手前みそですが、私たちの施術も疲れやイライラを減らすためにお役に立てると自負しております(^^)

なかなかリラックス時間を取りづらい時でも、自分と同じように相手も疲れていて、それでイライラしやすい状況だと理解できるだけでも、心持ちはずいぶん違ってきます。

小さな子供が疲れたり眠たくなったりすると、とたんに機嫌が悪くなる、あの状態でずっと過ごしているのだと。

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松本治療院では、疲れが溜まらない職場を意識して運営してきました。

鍼灸師スタッフが疲弊して、仕事中ネガティブな気持ちにならぬよう、

・他の治療院よりも、夜は早く帰れるように

・残業や休日出勤も無いように

・パワハラや理不尽な上下関係がないように

といったことを心掛けています。

まずは自分たちが心身共に良好であってこそ、施術に集中し、皆様のイライラを笑顔に変えられるのではと。

「ボーっと生きてんじゃねーよねーよ！」が決め台詞で人気のTV番組もありますが、私も休みの日はベランダでビールを飲みながらマンガを読むなど、思いきりボーっとしています(笑)

時には頑張りすぎて疲れることもありますが、スタッフ同士で練習がてら鍼灸マッサージ施術をし合い、コンディションを整えつつ、皆様のお役に立てればと思います。

院長松本

＜国家資格＞　はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
・中和医療専門学校本科（鍼灸マッサージ科）卒
・愛知県鍼灸マッサージ師会会員
・日本鍼灸師会会員
・名古屋市北区の治療師・松浦由明氏に師事
・長野式臨床研究会基礎クラス修了
・その他、各種勉強会、セミナーで研鑽を重ねる